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ネプチューン (お笑いトリオ)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ネプチューン
メンバー 名倉潤
原田泰造
堀内健
別名 ネプ
結成年 1993年
事務所 ワタナベエンターテインメント
活動時期 1993年 -
旧コンビ名 ジュンカッツ(名倉)
パープルン(原田)
フローレンス(原田・堀内)
旧トリオ名 フローレンスZ
現在の活動状況 テレビ・ライブなど
芸種 コント
ネタ作成者 堀内健
現在の代表番組 レギュラー番組
ネプリーグ
しゃべくり007
ジョブチューン
ナニコレ珍百景
スペシャル番組
ハモネプリーグ
ものまねグランプリ
芸能界特技王決定戦 TEPPEN
過去の代表番組 笑う犬
力の限りゴーゴゴー!!
銭形金太郎
同期 名倉
雨上がり決死隊
なるみ
極楽とんぼ
など
原田・堀内
千原兄弟
FUJIWARA
博多華丸・大吉
など
公式サイト ネプチューン公式プロフィール
受賞歴
1998年 ゴールデン・アロー賞 芸能賞
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ネプチューンは、ワタナベエンターテインメントに所属する日本の男性お笑いトリオ。略称「ネプ」1993年結成[1]

メンバー

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名前(ふりがな) 生年月日(年齢) 出身 愛称 担当
名倉 潤(なぐら じゅん) (1968-11-04) 1968年11月4日(55歳) 日本の旗 日本兵庫県姫路市 潤ちゃん、リーダー ツッコミ・ネタ構成
原田 泰造(はらだ たいぞう) (1970-03-24) 1970年3月24日(54歳) 日本の旗 日本東京都東村山市 タイゾー、泰ちゃん ボケ
堀内 健(ほりうち けん) (1969-11-28) 1969年11月28日(54歳) 日本の旗 日本神奈川県横須賀市 ホリケン、健ちゃん、ケン ボケ・ネタ作り

来歴・人物

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当初、泰造は出身地が同じ友人とコンビ『パープルン』を組んでいた(コンビ名の由来は、その当時2人が居酒屋村さ来』でアルバイトをしていたから[2])。だが相方が多額の借金を作り、地元へ帰ってしまったことで解散。泰造が新しい相方を探していたところ、オーディションの時に一緒で当時ピン芸人として活動していた堀内に目が留まり、泰造から声をかけて1991年にコンビ『フローレンス』を結成。コンビ名は、たまたま見かけたラブホテルの店舗名に由来する[2][3]

しかし堀内と泰造は共にボケ担当でツッコミがいなかったため、コントがグダグダになるという問題が多発。これを解決するため、当時はコンビ『ジュンカッツ』を解散したばかりで普段から世話になっていた先輩の名倉を2人が頼み込む形で引き入れ、1993年に現在のトリオを結成[4]。ちなみに結成当初のトリオ名は『フローレンスZ』で、数ある候補の中に『ゲリマンダー』もあった。トリオ名の由来は漫画『キン肉マン』の登場人物であるネプチューンマン[2]

コンビ別れを繰り返して結成したグループのため3人とも芸歴に差があり、その上ネプチューンとしての活動期間はさらに短い。そのため先輩後輩が個人によって異なり、3人はややこしいと発言している(芸歴は名倉→堀内・泰造の順)。

名倉は雨上がり決死隊極楽とんぼなどとほぼ同期、堀内と泰造は1年後輩で千原兄弟FUJIWARAらと同期となる。しかし3人の後輩に当たるくりぃむしちゅーからは名倉は「潤ちゃん」と呼ばれ、堀内は「健ちゃん」、泰造は「泰造」と呼ばれている(たまに堀内のことを「」と呼び捨てにする場合もある)など、後輩であっても付き合いが長かったり仲が良い芸人などはメンバーを呼び捨てにすることもある。

プライベートでの付き合いがほとんどない芸人グループが多い中、3人はプライベートでも非常に仲が良く、楽屋は常に一緒。楽屋では堀内と泰造が頻繁にふざけあい、それを名倉が一歩引いて見守るのが常である。

3人はそれぞれ「潤ちゃん」「健」「泰造」と呼び合っている。ネプチューン結成初期の頃は名倉が一番先輩ということもあり、堀内と泰造は「名倉さん」と「さん」付けで呼んでいたが、ある日に名倉が「同じグループなのに『さん』付けで呼ぶのはおかしいし、周りも気を遣うから『さん』付けしなくていい」と2人に告げてからは「潤ちゃん」と呼ぶようになった[注 1]

1998年、ゴールデン・アロー賞芸能賞を受賞。

2000年代、特に名倉が渡辺満里奈と結婚した頃から名倉は司会・コメンテーターや雑誌の執筆活動、堀内は個性派俳優業に加えトーク番組などのバラエティ、泰造はCM出演を含めた俳優業に単独で出演するなどそれぞれの特性を活かしピンでも活躍している。

近年、2008年7月から後輩のくりぃむしちゅー、チュートリアルと共に出演する『しゃべくり007』をきっかけに日本テレビ系番組の出演が増えており、2009年8月放送の『24時間テレビ「愛は地球を救う」』のパーソナリティを務めるなど活動の幅を広めている。

メンバー3人してを嗜む習慣がなく、下戸と呼んでも差し障りがないほど苦手としている。名倉と堀内は付き合い程度に口にはできるが、泰造は少量でも飲むとほぼ吐いてしまうほど身体に合わないという。

ウッチャンナンチャンさまぁ〜ずよゐこ出川哲朗キャイ〜ンTIMらと共にウンナンファミリーと呼ばれている。

芸風

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ネタは堀内が作っているが、堀内独自の擬音や歌のテイストが使用されているものが多いといった独特なもので、実際に堀内自身が演じて説明しないと他のメンバーにはいかんせん伝わらない内容なのがほとんど。それを1つのしっかりしたコントに仕立てるのは名倉の役割という。

コントでは堀内・泰造のボケ(2人で童謡やオリジナルのミュージカル風の歌を唄う事もある)に名倉がツッコむも更にボケ続けるという「ボケ倒し」「ツッコミすかし」のスタイル。名倉のツッコミは関西弁で声を張り上げるものの、頭を叩く・体を蹴るなどの強烈なものではない。

タモリのボキャブラ天国』へ出演していた時期、ネプチューンは堀内と泰造の強烈な個性でひときわ存在感を放っており、爆笑問題と並んで番組内での人気も視聴率を大きく左右するほど絶大なものであった。

現在の出演番組

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レギュラー

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特番

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過去の出演番組

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テレビ番組

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バラエティ

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単発・スペシャル

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ラジオ番組

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映画・ドラマ

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書籍

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  • ネプチューングラフィティ・於「どつきどつかれ」 - 写真集
  • ネプチューンの4コマライブ メキシカンスマッシュ

歌手としての活動

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ネプチューン
ジャンル J-POP
コーラス(ハモネプも参照[どこ?]
活動期間 1998年 - 2002年
レーベル トイズファクトリー
事務所 渡辺プロダクション

トイズファクトリーに所属。1998年から2002年までにアルバム1枚、ミニアルバム1枚、シングル4枚をリリース。

また、「はっぱ隊」としてSingle CD・Single DVD『YATTA』を、「G20+ネプ&イモト」名義でSingle CD『ボクラノセカイ』をリリース。

ゲーム

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いずれもニンテンドーDS用ソフト。ジャレコ[注 2]から発売。

  • ネプリーグDS(2007年)
  • 超!!ネプリーグDS(2008年)

CM

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脚注

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注釈

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  1. ^ 実際に結成初期時の雑誌[どれ?]のインタビュー[要ページ番号]には(泰造と堀内が)「名倉さん」と呼んでいるのが掲載されている。
  2. ^ a b 2代目ジャレコ。2006年に持株会社化した初代ジャレコのゲーム事業を承継。

出典

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  1. ^ 堀内健、結成30周年のネプチューンは「巣立っていった“家族”みたいな感覚」トリオ長続きの秘訣も明かす”. WEBザテレビジョン (2023年3月3日). 2024年5月27日閲覧。
  2. ^ a b c 原田が『BOOM TOWN』出演時に発言。[出典無効]
  3. ^ 原田泰造(インタビュー)「原田泰造さん-プロ論。」『リクナビNEXT[転職サイト]』、2009年2月18日https://next.rikunabi.com/proron/0910/proron_0910.html2021年1月19日閲覧 
  4. ^ 90年代「ネプチューン」の快進撃を裏で支えた意外な人物(FRIDAY)”. friday. 2021年1月22日閲覧。
  5. ^ “ネプチューン、前田司郎脚本「空想大河ドラマ」銘打つ新感覚コメディに挑戦”. お笑いナタリー. (2016年11月11日). https://natalie.mu/owarai/news/208929 2017年2月8日閲覧。 
  6. ^ 番組エピソード 空想・仮想・理想・妄想!『もしもドラマ』-NHKアーカイブス
  7. ^ Wからしマヨネーズとスパイシーソースでたっぷりうまい”. 日清食品グループ. 2022年1月20日閲覧。
  8. ^ Inc, Aetas. “大好評の「ネプリーグDS」がさらにパワーアップ!「超!!ネプリーグDS」発売決定”. www.4gamer.net. 2022年1月20日閲覧。
  9. ^ LayerX、ネプチューンが経理担当を熱演する「バクラク請求書」のテレビCMを1/22(土)から放送開始”. プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1|PR TIMES. 2022年1月20日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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